無印良品の木の家を見学しました(後編)

ずっと気になってた無印良品の木の家を見に行ってきました。
前回は印象や良かった点を紹介しまきたので今回は気になる点を紹介します!

※実際にモデルハウスを見て書いていますが、勘違いしている部分もあると思います。気になる点があればモデルハウスで聞いてみることをお勧めします。

木の家の気になる点

こんな感じです。
  1. 掃き出し窓のカーテンは天井付けになりそう
  2. 窓が多く、吹き抜けも大きいため冬の夜はリビングが寒いかも
  3. 引き戸はソフトクローズでは無い
  4. 靴箱は丸見えだった
  5. 外壁はガルバリウム鋼板のみ
  6. クロスではなく塗り壁
  7. 手洗いの水が流れるパイプは丸見え
  8. 子供部屋や主寝室などの仕切り方は壁ではなく引き戸(扉は曇ガラスのようで、シルエットは映ります)
  9. キッチンはステンレス

まず1番ですが、掃き出し窓は天井いっぱいまで窓となるためカーテンレールを付ける場所が無いため、一般的なドレープとレースの組み合わせは難しいかなと思います。
モデルハウスでは天井付けのブラインドになっていました。
出来るか分かりませんが窓のサイズを変更すると解決しますが、その代わりに木の家の良さが1つ失われます。

2番は実際に住んでいませんが、窓が多いため冬の夜はリビングが寒くなると思います。
また、せっかくエアコンを入れても熱は吹き抜けを通って上に逃げていき、リビングはなかなか暖まらないと考えています。
これだけ窓があるとパッシブデザインがネガティブな方向に行きそうです。
ランニングコストがかなりかかりそうですが、個人的には床暖房を考えるかもしれません(オプションで付けれます!)。
また、熱が上に逃げる対策として、天井にファンを付けて熱を下に移動させるようにするといいと思います。

3番ですが、これまで見た展示場や完成見学会の家はソフトクローズが当たり前でした。
ソフトクローズで無いと引き戸を閉めた時にバンっとなり、反動で少しだけ開いてしまいますので、ゆっくり最後まで手で閉める必要があります。
ソフトクローズであれば適当に閉めればあとは金物が勝手に静かに閉めてくれます。

4番ですが、私が見たモデルハウスは靴箱がユニットシェルフとなっていましたので靴は丸見えです(^^;
靴箱は普通に扉付きにして欲しいです。

5番ですが、これは好みが別れそうです。
ガルバリウム鋼板でも良い方は問題ありませんが、サイディングにしてデザインにこだわったり、モルタルが好みの方には向かないかもしれません。
確かタイルはオプションであった気がします。

6番も好みが別れるところですが、クロスで好きなデザインにしたいという方には合わないと思います。

7番については気にならない人てあれば良いですが、手洗いのパイプを隠したい方はかなり気になると思います。

8番は子供が小さいうちは良いですが、大きくなって物心がついた時には気まずい思いをするかもしれませんね。

9番はもしかすると他のキッチンも選べるかもしれませんが、ステンレスのキッチンは無印良品がメーカーに発注して作らせたものなので、LIXILやパナソニックなどのハウスメーカーでは当たり前に選べるキッチンは選択できないと思います。

気になる点は結構ありますが、一番のポイントは「注文住宅ではない」というところです。
仕様は大体決まっており、選べるものはごく一部、オプションも豊富ではなく、間取りも決まったプランから選択するしかありません。
こだわりがあり、自分で考えた家を建てたいという方には無印良品の家は向いていないと思います。

反対に、建築家が考えた家に住みたいという方には1つの選択肢としてありだと思います。
私は1度は建築家が考えた家に住んでみたいという思いがあるのと、そもそもハウスメーカーの展示場と比べて見てて楽しいのは建築家の家の方でした(見た目が凄いのはハウスメーカーの展示場ですが、見れば見るほど考えられてるな~と感心するのは建築家の家でした)。
もし興味があればモデルハウスを見ることをお勧めします!

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