無印良品の木の家を見学しました(前編)

ずっと前から気になっていた無印良品の家。
家もそうですが、無印良品の物を買う機会も多いためインテリアの参考としても見てみたいなと思っていました。
住友林業で既に建てているため見学してもいいのかと悩みましたが、とりあえずモデルハウスへ行くことにしました。
無印良品の家は3種類ありますが、私が見たのは「木の家」になります。

モデルハウスを見学

モデルハウスへ到着しチャイムを押して中へ入ると女性の方が出てきました。
始めにアンケートを渡されたのですがその中には住所を書く欄が。
住友林業で建てたことが分かると良くないかなと思い、とりあえず前に住んでた賃貸の住所を書きそのまま進めて行くと、建築予定の欄に"建築済み"をチェック出来るところがありました。
ここは少し悩みましたがやはり正直に書いた方が良いかもと考え"建築済み"にチェック(住所との整合性を聞かれたら何とかします)。

アンケートの記入を終えたところで「無印良品の家は初めてですか?」と聞かれたので「はい、そうです。」と答えたところ、「中を自由に見学して下さい。」と言われました。
この時点ではまだ、アンケートの中身を見てないようです。

家の中を見て始めに目に付いたのは柱でした。
木の家では柱を見せるようにしています。更に金物まで見えます。
木の家はSE工法になりますが、SE工法ってこうなってるんだ~と興味深々に柱をジロジロと眺めてました(^^;
そしてSE工法ということで家全体を見てみると、家の中に余計な柱や耐力壁がありません。
2×4や在来工法と比べて設計に自由度があり、いい工法だなと感じました。
但し、無印良品の家は規格型住宅のため間取りは決まったプランから選ぶ必要があります(注文住宅では無い)。

次に気になった箇所として、木の家ではパッシブデザインを取り入れていました。
例えば家の正面に窓をたくさん並べて冬に太陽を家の中に取り込むようにしています。
また、2階の軒を大きく(1.8m)出して夏の日射は遮るようにしていました(実際に説明もされました)。

パッシブデザインというだけでも気に入りましたが、小さな家向けの工夫もされていました(小さな家向けに作った訳では無いと思いますが)。
例えばドアは出来るだけ引き戸にしてドアを開ける時に人や物に干渉しないよう工夫がされていたり、確か全てのドアがハイドアで目線が抜ける工夫がされていました。
また、窓も掃き出し窓などは天井いっぱいまで窓があります。
その他にも天井高は2.3mと抑えられており、部屋が横に広がるように見せています。

また、インテリアについてはそこまで参考にはなりませんでした。
店舗と同じ飾り方をしているためわざわざ無印良品の家で見る必要は無いかなと言ったところです。

1つだけ参考になった箇所として、ユニット畳を置いてある部屋がありました。
我が家はユニット畳を検討していますが、座り心地も含めて使い心地が気になっていたところこのモデルハウスでは4.5畳分のユニット畳を置いてある部屋があり、その部屋では違和感なく普通の畳として機能していました。

そして見学を終える頃に女性の方から「既に建築済み何ですね!」と一言が。
「はい、住友林業で建てました」と答えると「住友林業で建てた方が見学されることは時々ありますよ~」とのことでした。
帰る間際で今更ですが、あまり気にする必要も無さそうな感じでした(^^;

木の家の感想

無印良品の木の家は延床面積や工法の割に高くない印象でした。
なによりパッシブデザインと小さな家の工夫がされていて気に入っています。
また、今の家は高気密・高断熱が大きなキーワードとなっていますが、木の家はトリプルガラスに樹脂とアルミの複合サッシで窓の性能は良いと思います(何故樹脂のみのサッシじゃないのか気になりますが)。
断熱材については分かりません。

私は好みの家なのですが反対に気になる点もいくつかあり、無理だな~と思う人も大多数いると思います。
良かったと感じる点は既に上げたので次は気になる点をご紹介したいところですが、ここまで長くなりましたので次回とします。

    小さな家の備忘録

    小さな家の工夫やインテリア、住友林業についてご紹介します

    0コメント

    • 1000 / 1000